いつの間にか。

初の出産。

主人、両親、親戚一同に、お腹の中にいる時から愛されて生まれてきた我が子。

本当に可愛くて、生まれた日は一睡もせずに、一晩中抱っこして過ごしました。

夜中に泣いても可愛くて可愛くて。

こんなに可愛い子に怒る自分が想像できない。

優しい母親になるんだ!

とその時は思っていました。

 

そして生後五ヶ月経ったころ…突然始まった夜泣き。

最初の数日間は、どうしたの??泣いても可愛いね?。

なんて言っていられたのですが、日に日に疲れがたまっていき…

一週間を過ぎたころから、鬱っぽくなってしまいました。

 

家の中を歩いても、家の外を歩いても、電気をつけても、逆に真っ暗にしても、

話しかけても歌っても、おっぱいをあげても、テレビを流してみても、本当に何をしても泣き止まない。

抱っこをしても、泣きながらのけぞって嫌がり、布団に置いても泣き、気付いたら私が泣いていました。

 

やはり人間、眠れないと追い詰められるんでしょうね。

大声で布団の上で泣いている我が子を見て、どうしてほしいんだ。

私はこんなにお前のことを思っているのに、そんなに私が嫌いか。

と何度も聞きました。

 

ネットで調べて、試せることは全部試した。もうどうしたらいいのか分からない。

私だって寝たい。寝ずに一晩中夜泣きの相手をして、昼間も二人きりで家にいるのは辛すぎる。

そう思って母親に頼りました。

 

鬱っぽくなっていた私は、なぜか主人に対して、

夜泣きなんかで愚痴を言ったら虐待すると思われて、すごく罵倒されるかもしれない…

もう何も喋りたくない…と思っていたのです。

 

しかし、唯一愚痴をこぼせた母親には、

私があなたを生んだときは、可愛くてどんなに寝れなくても別に辛くなかった。

赤ちゃんなんだから仕方ないでしょ?と、私をますます落ち込ませることしか言われませんでした。

 

もうダメだ。このままじゃこの子を嫌いになってしまう。

そう思った私は、ある日の夜中、なに1つ物を置いていない部屋に敷布団だけを敷き、

その上に相変わらず泣いている我が子をそっと置いて、五分間だけこの子から離れよう…

と隣の部屋に逃げ込みました。

 

すると気持ちがすっと落ち着きました。

そして五分も待たずに、結局すぐに我が子のところへ行きました。

一度離れようと決意したからか、急に気持ちが楽になったのです。

 

力一杯一人で泣いている我が子にすぐに駆け寄って、抱きしめて、また一緒に泣きました。

するとどんどん笑えてきたんです。

お母さん、なにやってるんだろうね。ごめんね。本当にごめんね。

大好きよ。と泣きながら笑いました。

 

それからは夜泣きされても、…まぁ最悪寝不足で倒れたら

主人にこの子を任せて入院して、私はゆっくり寝るか。

くらいの気持ちになれました。

 

五分間だけ。と離れたことで、なぜあんなに楽になったのかは分からないのですが、

みんな、それぞれ何かきっかけがあって、いつの間にか乗り越えてるのかもしれないな。

と今では思います。

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