周囲のまなざし

育児に理解のない、周囲のまなざしが、

子育て中のお母さんの心をさらに追い込んでしまうこともあります。

 

例えば、電車に赤ちゃんと一緒に乗っている場合、

「いつ泣くか」、「いつ泣くか」と、

いつ爆発するかわからない爆弾を抱えて、

ヒヤヒヤしているような気持ちにお母さんはなってしまうものです。

 

そして案の定、赤ちゃんが泣き出してしまうと、

うるさいなぁ!」という目で見る人が必ずいます。

 

「まぁまぁ、赤ちゃんなのだから、しかたないわよねぇ・・・」

と、優しい声をかけてくれる人も中にはいるかもしれませんが、

所詮は他人事と無視したり、睨んでくる人もいるかもしれません。

 

同じようなケースとして、駅の階段を荷物とベビーカーをかかえて昇っていても、

サッと手を貸してくれる人は少数派だと思います。

中には、「邪魔だ!」と言わんばかりに、舌打ちしたりする人の方が多いのではないでしょうか。

 

こうした冷たく、厳しいまなざしにさらされていると、

「子供もちゃんとあやせないのか」

「公共の場所に子供を連れてくるな」

などと責められているように感じて、子育て中の母親は、

周囲が感じている以上に傷ついてしまいます。

 

泣き止ませようと焦るばかりに、赤ちゃんに「泣くな!」と怒りをぶつけてしまい、

それを後で思い返しては、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。

 

皆が皆、こうしたストレスをうまく受け流せる親であればいいのですが、

トラウマとなって産後の不安定な気持ちがますます揺れ動いてしまう人や、

外出そのものが恐くなってしまう人もいます。

 

そうして産後うつが、弱ったお母さんの心に忍び寄ってくるのです。

 

子どもは、親の宝でもありますが、次の世代を支えていくべき、国の財産でもあるはずです。

周囲の人は、他人の子だからといって邪険に扱わず、優しい心で、接してほしいものです。

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