一生懸命な人ほど育児にイライラし、育児ノイローゼに

結婚し、一年後には上の子を、その二年後には下の子に恵まれました。

すごくかわいい時期なのに、今思い出しても大変だったことや、

自分の気持ちに余裕がなかったことばかりが思い出されます。

 

あの頃、旦那さんは出張が多く、また実家に子供達を連れて行っても

慣れない環境に子供達が大泣きしてしまうため、すぐに帰るような状況でした。

そのため、実家まで車で30分ほどでしたが、実家には頼らないで育児をしました。

 

上の子は小さく産まれたことで、2歳近くになっても歩けずベビーカー。

背中には下の子をおんぶというような毎日でした。

また下の子は夜泣きがひどく、抱っこだと寝るのに、布団に寝かせると泣きだす…の繰り返し。

私自身寝不足の毎日でした。

 

一人が泣くと、もう一人も泣く。

子供達の泣き声でどうにかなってしまいそうでした。

 

泣き声にイライラしておもちゃを壁に投げつけてしまったこともありました。

壁に落書きをされたり、ハンドクリームをなめてしまったり…

「なんでこんなことするの!!」と怒鳴ってしまうこともありました。

 

今思えば、何もわからない年頃なのだから仕方のないこと。

自分自身の気持ちに余裕がないために、まだ生まれて2年くらいしか経っていない子供に対し、

自分と対等に見てしまっていたのかもしれません。

気持ちに余裕がないためにそういう状況になってしまったのかもしれません。

 

とにかく時間に追われ、子供達の泣き声に毎日追われていました。

土日主人が仕事でお休みの時、一人で買い物に行くわずかな時間が、

唯一ほっとできる時間になっていました。

玄関から外に出る瞬間、大きく息を吸ったのを今でも覚えています。

 

大変な毎日を送っていた私ですが、

子供達が成長したからなのか、自分自身が育児になれたからなのか、

ある日を境に自分自身の気持ちに余裕が出てくることがわかりました。

しかし、その時期は育児の終わりの時期でもありました。

大変な時期とは引き換えに、赤ちゃん時期の終わりを迎えていました。

 

あれから10年。子供達は中学生と小学生になりました。

子育て期間としては折り返し地点に来ているわが家です。

おもちゃを投げてしまった壁のへこみを見ると、どこか懐かしく、

またあの頃の自分にアドバイスができるなら、家事なんて一生懸命にやらなくていいじゃない。

抱っこして寝かせればいいじゃない。布団に寝かせなくたっていいじゃない。

のんびり育児してみたら?と言ってあげたいです。

 

テレビで虐待のニュースが報道されますが、誰しもが紙一重だと思います。

一生懸命こなそうとする人ほど、こういう状況に陥ってしまうのだと思います。

一生懸命な人ほど育児にイライラし、育児ノイローゼになってしまうような気がします。

 

子育て中の育児の期間はほんのわずかです。

そのほんのわずかな育児の時間を、現在育児に翻弄している方には堪能してほしいと思います。

育児は長くは続きません。育児の次は長い子育て期間が待っています。

人間として様々なことを教え、また子供達自ら人間関係や進路等で悩む子育て期間。

親も一緒に乗り越えなくてはなりません。育児は本当にわずかな時間です。

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